「感情を表す形容詞」を動詞に
感情を表現する「形容詞」に「아/어 하다」をつけると動詞になります。
슬프다(形容詞/悲しい)+「어 하다」→ 슬퍼하다(動詞/悲しむ)
「슬프다」と「슬퍼하다」
基本、
- 「私」の感情を表す「悲しい」→「슬프다」
 - 「他人」の感情を表す「悲しむ」→「슬프+하다」
 
自分の感情を直接言うときは 「슬프다」
나는 아주 슬펐다.
 「私はとても悲しかった」
나는 친구와 헤어져서 너무 슬펐어.
 「私は友達と別れてとても悲しかった」
나는 혼자 기다려서 너무 슬펐어.
 「私は一人で待っていてとても悲しかった」
엄마는 많이 슬펐어요.
 「お母さんは とても悲しかったよ」
 *お母さんが、子供に向かって自分のことを「お母さん」と呼ぶとき
그 친구는 아주 슬펐다.(△)
 「その友達はとても悲しかった」
 *小説の中の文章ならありえます。
「他人の感情」や「悲しんでいる姿」を表現するときは 「슬퍼하다」
他人の感情
엄마는 많이 슬퍼하셨어요.
 「お母さんは とても悲しんでいらした」
그 친구는 아주 슬퍼했어.
 「その友達はとても悲しんでたよ」
「悲しんでいる姿」を表現
내가 너무 슬퍼하니까 어머니가 걱정하셨다.
 「私が とても悲しむから 母親が心配した」
「나는 아주 슬펐다」=私は心の中でとても悲しかった。
「내가 너무 슬퍼하니까」=私が悲しんでいる様子を母が見た。
내가 슬퍼해도 그대로 두세요.
 「私が悲しんでも そのままにして置いてください」
(x)내가 슬퍼도 그대로 두세요.
 「私が悲しくても そのままにして置いてください」
主語が「人」以外の時は 「슬프다」
그 영화는 아주 슬펐어.
 「その映画はとても悲しかった」
뭐가 그렇게 슬퍼?
 「何がそんなに悲しいの?」
命令形には「슬퍼하다」
너무 슬퍼하지 마.
 「あまり悲しまないで」
슬퍼하지 말고 힘내.
 「悲しまないで、頑張って」
感情そのものを推測して共感する場合は「슬프다」
本人に向かって話すとき
感情そのものを推測して共感する場合は「슬프다」を使う
例:お葬式で参列者が母親に向かって
어머니도 슬프시겠어요.
 「お母さんも悲しいでしょうね」
→ 「悲しい」という内面的な状態を丁寧に推測・共感している
「悲しんでいる姿」を表現
他人の感情を描写するとき(本人は目の前にいない場合)
例:参列者が娘さんに向かって
어머니도 슬퍼하시겠어요.
 「お母さんも悲しんでいらっしゃるでしょうね」
기쁘다「嬉しい」
기쁘다(形容詞)
 「嬉しい」↓
기뻐하다(動詞)
 「喜ぶ」
- 「私」の感情を表す「嬉しい」→「기쁘다」
 - 「他人」の感情を表す「喜ぶ」→「기쁘+하다」
 
自分の感情を直接言うときは 「기쁘다」
나는 아주 기뻤다.
 「私はとても嬉しかった」
나는 시험에 합격해서 아주 기뻤어.
 「私は試験に合格してとても嬉しかった」
나는 오랜만에 가족을 만나서 아주 기뻤어.
 「私は久しぶりに家族に会えてとても嬉しかった」
엄마는 많이 기뻤어요.
 「お母さん(私)は とても嬉しかったよ」
 *お母さんが、子供に向かって自分のことを「お母さん」と呼ぶとき
그 친구는 아주 기뻤다.(△)
 「その友達はとても嬉しかった」
 *小説の中の文章ならありえます。
「他人の感情」や「喜んでいる姿」を表現するときは 「기뻐하다」
他人の感情
그 친구는 아주 기뻐했다.
 「その友達はとても喜んだ」
엄마는 많이 기뻐하셨어요.
 「お母さんは とても嬉しがっていらした」
「喜んでいる姿」を表現
내가 너무 기뻐하니까 엄마가 궁금해 하셨다.
 「私がとても喜ぶから母が ’なんでだろう’ とお思いになった」
내가 너무 기뻐해도 이유를 묻지 마세요.
 「私がとても喜んでも理由を聞かないでください」
主語が「人」以外の時は 「기쁘다」
뭐가 그렇게 기뻐?
 「何がそんなに嬉しいの?」
感情そのものを推測して共感する場合は「기쁘다」
本人に向かって話すとき
기뻐 보이네. 좋은 일 있었어?
 「嬉しそうね。いいことあった?」
그 소식을 듣고 기쁜가 봐. 표정이 밝아졌어.
 「その知らせを聞いて嬉しかったみたいだね。表情が明るくなったよ」
좋다「よい・好きだ」
主語がどうであれ「良い」は「좋다」
나는 건강 상태가 아주 좋았다.
 「私は健康状態がとても良かった」
그 친구는 성격이 좋아요.
 「その友達は性格がいいです」
오늘은 날씨가 좋다.
 「今日は天気がいい」
그 영화는 아주 좋았어.
 「その映画はとてもよかった」
뭐가 그렇게 좋아?
 「何がそんなにいいの?」
나는 그때가 좋았어.
 「私はあの頃がよかった」
いつ「좋다」が「좋아하다」の意味に?
主語が「私」「相手(あなた)」のときに「좋다」が「좋아하다」の意味になります。
主語が自分のとき
- 이/가 좋다
 - 을/를 좋아하다
 
나는 벚꽃이 좋아.
 나는 벚꽃을 좋아해.
 「私は桜の花が好き」
나는 여행이 좋아.
 나는 여행을 좋아해.
 「私は旅行が好きだ」
나는 그가 좋아.
 나는 그를 좋아해.
 「私は彼が好きだ」
主語が相手のとき
- 이/가 좋다
 - 을/를 좋아하다
 
너는 뭐가 좋아?
 너는 무엇을 좋아해?
 「君は何が好き?」
너는 영화가 좋아?
 너는 영화를 좋아해?
 「君は映画が好き?」
너는 벚꽃이 좋아?
 너는 벚꽃을 좋아해?
 「君は、桜の花好き?」
어느 게 제일 좋아?
 어느 것을 제일 좋아해?
 「どれが一番いい/好き?」
그렇게 그가 좋아?
 그렇게 그를 좋아하니?
 「そんなに彼のことが好きなの?」
主語が他人(彼・彼女など)のとき
- 을/를 좋아하다
 
그는 홍차를 좋아했다.
 「彼は、紅茶が好きだ」
그녀는 음악을 좋아했어.
 「彼女は、音楽が好きだった」
그 친구는 너를 좋아해.
 「その友達は、君のことが好きだ」
| 主語 | 対象 | 表現 | 例文 | |
| 좋다「よい」 | ||||
| 物・事 | — | 좋다 | 그 영화는 아주 좋았어. | 「その映画はとてもよかった」 | 
| 뭐가 그렇게 좋아? | 「何がそんなにいいの?」 | |||
| 오늘은 날씨가 좋다. | 「今日は天気がいい」 | |||
| 좋다/좋아하다「好き」 | ||||
| 私/相手 | 物・事 | 좋다 | 나는 여행이 좋아. | 「私は旅行が好きだ」 | 
| 너, 여행이 좋아? | 「君、旅行が好きなの?」 | |||
| 좋아하다 | 나는 여행을 좋아해. | 「私は旅行が好きだ」 | ||
| 너, 여행을 좋아해? | 「君、旅行が好きなの?」 | |||
| 人 | 좋다 | 나는 그가 놓아. | 「私は彼が好きだ」 | |
| 누가 좋아? | 「誰が好きなの?」 | |||
| 너, 그 사람 좋아? | 「君、彼のこと好き?」 | |||
| 좋아하다 | 나는 그를 좋아해. | 「私は彼が好きだ」 | ||
| 누구를 좋아해? | 「誰が好きなの?」 | |||
| 너, 그 사람 좋아해? | 「君、彼のこと好きなの?」 | |||
| 第三者 | 物・事 | 좋아하다 | 그는 커피를 좋아해. | 「彼はコーヒーが好きだ」 | 
| 人 | 그 친구는 너를 좋아해. | 「その友達は君のことが好きだ」 | ||
そのほかの感情を表す形容詞
속상하다
몇 개월이나 연습해 왔는데 실패하다니 속상해요.
 「何ヶ月も練習してきたのに失敗するなんて悔しいです」
너무 속상해 하지 마.
 「そんなに落ち込まないで」
 *日本語に訳すと、これが自然な気がします。
우울하다
시험에 떨어져서 진짜 우울해.
 「試験に落ちて まじへこむ」
너무 우울해 하지 마.
 「あまりへこむなよ」
자랑스럽다
나는 네가 자랑스러워.
 「私はお前が誇らしい」
아빠는 아들을 자랑스러워 하셔요.
 「父親は息子を誇りに思っています」
귀엽다
조카가 너무 귀여워.
 「甥っ子がとってもかわいいの」
걔는 항상 조카를 귀여워 해줘.
 「その子はいつも甥っ子を可愛がってくれる」
 *「예뻐해줘」でもOKです。
미안하다
정말 미안하다.
 「本当に申し訳ない」
너무 미안해 하지 마.
 「そんなに申し訳なく思わないで」
그럼 좋은 하루 되세요.
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